オートメーションワークフローキットとスクリプト
ワークフローをシームレスに自動化してラボの効率を高める
ラボの効率を高めることは非常に重要であり、今日のワークフロー自動化プラットホームにより、その目標をこれまで以上に容易に達成できます。Waters サンプル前処理キットを使用して、自動化ワークステーションの価値を最大限に引き出せるようになりました。
Andrew+ ピペッティングロボット、Hamilton Microlab STAR、Tecan Freedom EVO など、さまざまな業界標準のプラットホームに適合するこれらの簡単にカスタマイズできるアプリケーション専用のベーススクリプトにより、ウォーターズのワークフローをシームレスに自動化し、複雑な手動メソッドのスクリプト作成に煩わされることなくラボの効率を向上させることができます。
仕様
概要
さまざまな自動リキッドハンドリングプラットホーム用に設計された自動化対応アプリケーションキットにより、ラボの効率が向上
検証済みのスクリプトと詳細なユーザーガイドにより、シームレスな導入と頑健な分析法の性能を確保
Andrew+ ピペッティングロボット、Hamilton Microlab STAR、Tecan Freedom EVO リキッドハンドリングプラットホーム用の、カスタマイズが容易なアプリケーション専用のベーススクリプトを用いて、ルーチンのハイスループット分析に移行
Andrew+ ピペッティングロボットにより、ユーザー、ラボ、サイト間でのシームレスな移管が実現
推奨用途:シームレスなサンプル前処理ワークフローの自動化。
機能ヘッダー
糖鎖分析
Waters GlycoWorks RapiFluor-MS N-Glycan 自動化キットにより、糖鎖検出においてこれまでになかった蛍光性能および質量分析性能が実現。GlycoWorks RapiFluor-MS N-Glycan 自動化キットは、ワークフローオートメーションプラットホームで使用するように設計されており、最小限のユーザー操作で、N 型糖鎖分析のためのハイスループットな糖タンパク質サンプル前処理が可能になります。プラットホームを問わず必要な情報が得られるため、自動化の成果をさらに早く得ることができます。
GlycoWorks の詳細については、こちらをご覧ください。
アミノ酸の分析
使いやすく自動化に適したフォーマットを採用した AccQ•Tag Ultra 誘導体化オートメーションキットは、ワークフローの効率を最大限に発揮しつつ残留ボリューム要件に適合し、アミノ酸分析のワークフローを簡素化してハイスループットなアミノ酸分析の自動化を支援します。Tecan、Hamilton、Andrew+ ピペッティングロボットの各システムと互換性のある AccQ•Tag Ultra 誘導体化オートメーションキットにより、迅速、正確、かつ高精度のアミノ酸分析が可能になり、ラボでのコスト削減と時間の節約につながります。
Tecan Freedom EVO、Hamilton Microlab STAR、Andrew+ ピペッティングロボットの各システムと互換性のある AccQ•Tag Ultra 誘導体化オートメーションキットにより、迅速、正確、かつ高精度のアミノ酸分析が可能になり、ラボでのコスト削減と時間の節約につながります。
AccQ•Tag の詳細については、こちらをご覧ください。
生体アミノ酸分析
Kairos アミノ酸分析キットにより、アミノ酸分析で質量分析による検出ができます。すべての分析種に対して比類なき正確性を提供するこの LC-MS ベースのキットにより、より速く、かつ簡便に、高精度な結果が得られます。分析をわずか 10 分以内に完了できるこのキットは、オプションでマニュアル操作も可能な完全自動化キットであり、ハイスループット(サンプル数 500 以上)およびロースループット(サンプル数 100 以上)の両方で、生体試料のアミノ酸分析が可能です。また、Tecan スクリプトも利用可能です。AccQ•Tag 反応ケミストリーに基づく本キットでは、サンプルの再分析も容易です。
Kairos の詳細については、こちらをご覧ください。
タンパク質の定量
ProteinWorks キットにより、再現性があり、正確で高感度のタンパク質定量メソッドがルーチンに達成できます。ProteinWorks は、さまざまなラボワークフローに最適化されており、アッセイに最適な結果を得るのに十分な柔軟性が得られます。
ProteinWorks は、Hamilton Microlab STAR プラットホームで自動化可能です。プロトコルおよび必要な試薬が含まれており、自動化した汎用的なキット化アプローチにより、分析法開発を効率化して、複雑なサンプル前処理を最小限に抑えることができます。自動リキッドハンドリング装置の導入により、生産性を最大限に高め、人的ミスを削減し、分析法の性能を改善することができます。
ProteinWorks の詳細については、こちらをご覧ください。
OneLab でラボプロトコルを設計および実行
OneLab は、タブレットや PC で動作する、独自のブラウザーベースのソフトウェア環境です。直感的なグラフィカルインターフェースでは、「ドラッグアンドドロップ」機能を使用して、装置に依存しないプロトコルと完全なワークフローを作成するため、コーディング経験は不要です。
- 標準化されたデジタルプロトコルにより、ユーザー、ラボ、施設にわたる一貫性が確保
- ユーザーおよびラボの管理により、承認済み手順のみが使用されるようになり、不具合が最小限に
- エクスポート可能なオーディットトレイル、透明性のあるプロトコルのバージョン管理、実験レポートの電子署名機能など規制対応の機能を搭載
現在利用可能なスクリプトは、OneLab プロトコルライブラリーからご確認いただけます。