MaxPeak Premier OBD 分取カラム
相互作用が起きやすい困難な分子ターゲットについて、予測可能なスケールアップが行える
ウォーターズの MaxPeak High-Performance Surfaces(HPS)テクノロジーにより、最も困難な分子ターゲットについても、予測可能なスケールアップが行えます。拡大するウォーターズの MaxPeak Premier カラムファミリーにより、分取サイズへの十分なスケーラビリティが得られるようになり、科学者は、回収率についてより強い確信が得られるとともに生産性を高められます。面倒なカラムコンディショニングの労力が不要になり、ワークフローを簡単に合理化できます。
これらの高度なカラムにより、非特異的吸着(NSA)が最小限に抑えられ、最も見逃しやすい低レベルの化合物でも正確に検出することができます。UPLC ワークフローまたは分取ワークフローのいずれの場合も、卓越した回収率とスケーラビリティにより、高い収率と純度が得られます。
MaxPeak Premier OBD 分取カラムは、最も困難な課題に対処できるように設計されており、これによってラボは優れた効率、スケーラビリティ、純度を実現することができます。シンプルなカラム変更によってプロセスを変換することで、結果を大きく改善することができます。
仕様
概要
最も困難な分子ターゲットについても、予測可能なスケールアップが行える
分取サイズへの十分なスケーラビリティが得られる
面倒なカラムコンディショニングを減らすことができ、ワークフローが合理化される
NSA を最小限に抑えて、見逃しやすい低レベルの化合物の正確な検出が実現
推奨用途:非特異的吸着を最小限に抑え、最も見逃しやすい低レベルの化合物を、高い回収率およびスケーラビリティで正確に検出できるようになります。
MaxPeak Premier OBD 分取カラムの特性
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BEH(エチレン架橋型ハイブリッド)カラム - 低 pH および高 pH の両方で卓越した安定性を発揮
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さまざまな移動相添加剤やバッファーと適合し、分析法開発を迅速に行える
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複数のポアサイズが利用でき、分子サイズを包括的に選択できるように最適化されている
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CSH(表面チャージハイブリッド)カラム - 低 pH での塩基性化合物のピーク形状を最適化
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HSS(ハイストレングスシリカ)カラム - 極性化合物および非極性化合物の保持を向上
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ベースパーティクルおよびリガンドについて幅広い選択性の範囲を提供
ペプチド用逆相分取カラム
次世代のインスリンや GLP-1 受容体作動薬のようなバイオ医薬品ペプチドを逆相分離するのは、困難な作業になる場合があります。ウォーターズは、既存の分離の課題に対処するために、ペプチド QC バッチテスト済みの 4 種類の逆相カラムケミストリーを意図的に選択しました。
当社の MaxPeak High Performance Surface テクノロジーに基づいた分析スケール・ラボスケールの OBD 分取カラムおよびステップごとのガイダンスは、分析が成功してから高純度ターゲット生成物の分離までのギャップを橋渡しするのに役立ちます。
オリゴヌクレオチド用の分取ソリューション
オリゴヌクレオチドの精製にステンレススチール製カラムハードウェアを使用すると、問題が生じることがあります。望ましくない二次的相互作用により、不純物との共溶出が起きて、回収率および再現性の低下につながることがあります。
MaxPeak Premier オリゴヌクレオチド分取カラムに替えることで、最初の注入から高回収率で一貫した信頼性の高い不純物プロファイリングを行えます。
有機酸用の分取ソリューション
分取分離は、混合物からターゲット化合物を分離するという目的に適合した実用的な手法です。精製の結果がオフターゲットになって、化合物の純度、回収率が損なわれ、処理時間が長くなることがあります。
Waters MaxPeak Premier OBD 分取カラムでは、不活性なハードウェアが使用されているため、分析用 MaxPeak Premier カラムからの予測可能なスケールアップが行え、回収率に確信が持てて生産性が向上します。
分析から分取へのギャップを橋渡しする
ウォーターズの分取 OBD カラムカリキュレーターを使用することで、適切な流量のスケールアップおよび消費量予測を行う質量ロードのスケーリングやグラジエントのスケーリング、並びに質量分析計を用いるクロマトグラフィーのスプリットフロー比の計算やフォーカスグラジエント UPLC から分取への分析法移管などに必要なツールを手にすることができます。