OMNI-Lab 新生児スクリーニング LIMS
ラボで働く人により設計された、ラボで働く人のための専用の NBS LIMS
OMNI-Lab 新生児スクリーニング（NBS）ラボ情報管理システム（LIMS）は、NBS ラボのすべての要件を満たす、完全な単一のデータベース LIMS です。すべてを包含した完全に統合された設計により、ユーザーは、アドオンモジュールの問題を回避し、検査、結果、レポート作成、フォローアップ情報をシームレスに管理することができます。
OMNI-Lab NBS LIMS には患者を中心に据えた機能が備わっており、カード中心やサンプル中心ではないため、直感的なワークフローが利用可能になり、ラボの検査技師、事務員、フォローアップ担当者の効率が向上します。患者およびカードの登録から結果入力とレポート配信の承認まで、OMNI-Lab NBS LIMS は、新生児スクリーニングプログラムを適切に管理するために必要なすべての機能を提供します。
OMNI-Lab 新生児スクリーニング LIMS
概要
- 患者中心の機能により、患者結果の可視性が向上します。
- 設定可能なユーザーワークフローを使用して、お客様固有のラボ要件を満たすことができます。
- あらゆるベンダーに対応するソリューションにより、既存のワークフローおよび選択された装置に適応することができます。
- オンサイトまたはセキュアなリモート接続により、柔軟なデータ入力、レポート作成、レビューによって、ラボの効率を大幅に向上させることができます。
- 信頼できる完全なインストール、プロジェクト管理、設定サービスの上、オンサイトのコアユーザートレーニングや 24 時間年中無休のサポートサービスをご提供します。
推奨用途：情報管理およびデータの接続性において、最適な選択を行い、カスタマイズ可能な柔軟性を得る。
診断用には使用できません。OMNI-Lab NBS LIMS は、医療機器のデータおよび結果の転送、保管、形式の変換、表示のみを目的としています。
患者を念頭に置いた設計
OMNI-Lab NBS は、その始まりから患者中心の機能を重視して設計されています。他の LIMS システムでは、最上レベルの階層としてサンプル ID 番号を使用していますが、OMNI-Lab NBS は、患者データを中心に設計されているため、可視性と情報管理が向上しています。OMNI-Lab NBS では：
- 結果が、個々のサンプルとしてではなく、患者のレベルで表示されます。
- 二回繰り返しのサンプル、再検査サンプル、外注検査/紹介検査/POCT サンプルがすべて、患者とつながっています。
- 家族単位での可視性により、より明確に把握できます。以前のスクリーニングにおいて兄や姉が陽性であった場合、その弟や妹である新生児には、重要なサンプルとしてフラグを付け、それに応じた解析を行うことができます。
ラボに最適なワークフローを定義する
すべてのラボには固有かつ変化するニーズがあり、それぞれのラボが、自分たちの患者に何が最適かを決定することができます。ラボで簡単なカットオフ値変更を行うだけなのに、なぜ LIMS プロバイダーに連絡しなければならないのですか？また、既存の装置に新しい検査を追加するために、なぜ料金を請求されなければならないのですか？OMNI-Lab NBS は、数十年にわたる臨床ラボでの経験に基づいて構築され、完全にユーザーが設定可能であるため、個々のニーズと課題に基づいて、ラボ独自のワークフローを定義することや調整することができます。
- 規則ウィザードおよび設定ツールにより、新しい検査の追加、およびサンプルの繰り返しや自動通知などのワークフローロジックが可能になっています。
- すべての検査のカットオフ値と基準範囲を完全にユーザーが定義できるため、変更のスケジュールや、変更に対して料金を払う必要がありません。
- 適切なセキュリティーを有するスタッフが、アクセス可能などのコンピューターからでも OMNI-Lab を設定することができ、IT 担当者の関与を最小限に抑えることができます。
- システムの変更は完全にトレーサブルで、元に戻すことができます。
幅広いパンチャー、アナライザー、ラボ装置への接続
OMNI-Lab NBS は、新しいラボのセットアップ、古い装置の交換、LIMS システムのアップグレードのいずれの場合においても、ワークフローおよびお客様が選択した装置に柔軟に対応します。OMNI-Lab NBS は、あらゆるベンダーに対応し、乾燥ろ紙血パンチャー、液体クロマトグラフィーおよび質量分析システム、分子検査プラットホームなどの装置に簡単に接続することができます。
ラボの環境の変化に対応する柔軟な入力、レポート作成、レビュー
OMNI-Lab NBS LIMS は、オープンデータベース接続（ODBC）に完全に準拠したデータベースであり、すべてのデータ要素にわたって検索、フィルタリング、並べ替え、レポート作成を行うことができます。Omni-Lab NBS を使用することで、以下のことができます。
- 自動アナライザーインターフェース、ワークシート入力、画面上での手動入力、またはファイルインポートにより、データ入力を合理化する。
- OMNI-Lab NBS へのセキュアな Web 接続を使用して、ラボ実験台、オフィス、出先、自宅から、レポートや結果を簡単に表示し、設定する。
- 印刷物、ファックス、電子メール、HL7、その他の電子メッセージにより、依頼元の組織に固有のレポートを配信する。
- 内蔵のデータマイニングテクノロジーを使用して、文書やクエリー、レポートの作成およびメンテナンスを行う。
