ACQUITY Premier システムにより、金属の影響を受けやすい化合物のロスが最小限に抑えられ、回収率および検出限界が向上します。ACQUITY Premier システムをウォーターズの質量分析計と結合して、複雑なサンプル中の未知化合物を高い信頼性で同定および定量し、微量成分を可能な最低レベルで確認します。

ピークテーリングの 54% 低減による、脱アミド化不純物の検出の向上。T37：GFYPSDIAVEWESNGQPENNYK。

• MaxPeak High Performance Surface テクノロジーは、サンプルの損失の原因となる化合物/表面間の相互作用を最小限に抑えることで、化合物の回収率、感度、再現性を向上させます。
• クオータナリーソルベントマネージャー（QSM）により複数の溶媒を柔軟に混合することができ、任意の組み合わせまたは比率で 4 種類の溶媒の混合が可能です。オプションの内蔵溶媒選択バルブを使用することにより、最大 9 種類の溶媒に対応することができ、柔軟性が高まります。溶媒圧縮率の自動化により、正確性や精度を損なうことなく、任意の溶媒をあらゆる組み合わせで使用できます。
• バイナリーソルベントマネージャ（BSM）は、正確で高精度のバイナリー溶媒混合を実現し、最大 15,000 psi の圧力に対応します。内蔵された 2 個の溶媒選択バルブにより、合計 4 種類の溶媒を使用できます。溶媒圧縮率の自動補正、一体化された溶媒脱気、およびプログラム可能なシール洗浄により、流量正確度、精度、信頼性を最大に高めます。
• 直接注入のサンプリング方式による高い注入精度。ニードルインフローパス設計により、高圧下でも正確なニードルシールが保証されます。0.1 μL から 1 mL までの注入量に対応します。プログラム可能な装置メソッドの設定によってキャリーオーバーを極限まで抑えることで、最も高感度の質量分析計との組み合わせにも最適です。
• カラム全体にわたる正確な温度制御。1 ～ 6 本のカラム構成が可能です。各カラムが、個々のアクティブプレヒーター付きの温度制御ゾーンで、4 ～ 90 ℃ の範囲で温度を設定できます。
• 低拡散の検出セルユニット。拡散を最小限にしてシャープな UPLC ピークを得るために、エレクトロニクスと光路を最適化し、正確な定量とともに最高クラスの感度と再現性をもたらします。
• ACQUITY Premier クオータナリーシステムの Auto•Blend Plus テクノロジーを用いることにより、100％ の溶媒や濃縮ストック溶液を用いて移動相の pH および塩濃度を自動調製することが可能となり、ラボでの移動相調製にかかる時間が大幅に減少します。
• SmartStart テクノロジーを用いて、グラジエント開始時間および注入前のステップを自動管理します。これにより、異なる LC システム間でメソッドを移管する際のシステム容量の違いを補正することや、ハイスループットアプリケーションの注入間のサイクル時間を最小限に抑えることができます。
• グラジエント SmartStart により、システム容量の差を簡単に調整可能で、従来の LC システムから分析法テーブルの変更なしに分析法を移管することができます。
• Empower、Masslynx、UNIFI ソフトウェアに対応。