ACQUITY UPLC H-Class PLUS バイオバイナリーシステムは、ACQUITY UPLC H-Class PLUS バイオシステムの実証済みの信頼性と性能を、ウォーターズの高圧混合バイオバイナリーソルベントマネージャーが提供する精度と最小のシステム容量を組み合わせたもので、以下のことが可能になります。

• 最も難しいサンプルマトリックスに対応
• 長く勾配の緩やかなグラジエントのアプリケーションに適応
• 特性解析分析法のスループットを向上

ACQUITY UPLC H-Class PLUS バイオバイナリーシステムの性能を、UPLC-MS/MS 定量アプリケーション向けのウォーターズのタンデム四重極型質量分析計と組み合わせることで、最も複雑なサンプル中の微量成分を自信を持って定量し、確認できます。

マルチ溶媒混合機能-バイオクオータナリーソルベントマネージャー（bioQSM）により複数の溶媒を柔軟に混合することができ、任意の組み合わせまたは比率で 4 種類の溶媒の混合が可能です。オプションの内蔵溶媒選択バルブを使用することで、最大 9 種類の溶媒に対応することができ、柔軟性が高まります。溶媒圧縮率の自動化により、正確性や精度を損なうことなく、任意の溶媒をあらゆる組み合わせで使用できます。

正確で高精度のバイナリー溶媒混合を実現-バイオバイナリーソルベントマネージャーは最大 15,000 psi の圧力に対応します。内蔵された 2 つの溶媒選択バルブにより、合計 4 種類の溶媒を準備できます。溶媒圧縮率の自動補正、一体化された溶媒脱気、およびプログラム可能なシール洗浄により、流量正確度、精度、信頼性を最大に高めます。

精密なサンプリングにより定量の信頼度が向上-フロースルーニードルサンプルマネージャーは、正確で精密であり、優れたサンプル回収率と非常に低いキャリーオーバーを実現し、高い信頼性と再現性のある結果をもたらします。

多目的のカラムマネージャー-最長 300 mm の分析用 LC カラムに対応し、最大 6 本の分析用カラムを自動的に選択することが可能です。カラム温度は独立制御が可能で、アクティブプレヒーター、および各カラム用の eCord トラッキング機能を備えています。

UPLC セパレーションに最適化された検出-ピークの完全性を維持するために設計された革新的な超低拡散検出器により、UPLC 分離を最大限に発揮できます。ウォーターズは光学検出器から質量分析計まで、UPLC に最適な幅広い検出器を提供することで、お客様の様々な生体アプリケーションにおける検出要件を満たすことができます。

グラジエント開始時間と注入タイミングを同時に自動管理-SmartStart テクノロジーにより、異なる LC システム間で分析法を移管する際にシステム容量の差を補正することや、ハイスループットを達成するべく注入サイクルタイムを最小限にすることが可能になります。

グラジエント SmartStart-システム容量の差に合わせて簡単に調整可能で、従来の LC システムから分析法テーブルの変更なしに分析法を変換することができます。

Empower、Masslynx、UNIFI、およびいくつかのサードパーティー・ソフトウェアパッケージでサポートされています。

ACQUITY UPLC H-Class Bio システムによるサイズ排除（ゲルろ過）分析アプリケーション

• ゲルろ過分析にもUPLC テクノロジーを導入
• ACQUITY UPLC H-Class Bio システムにより、開発から品質管理まで様々な段階で要求される抗体医薬品の凝集体分析の高速化、高分離化を実現
• UPLC カラムシリーズ初のSEC（サイズ排除クロマトグラフィー）カラム　ACQUITY UPLC　BEH200 SEC カラムを使用し、免疫グロブリン製剤の凝集体分析を実施

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