Waters のクロマトグラフィーデータソフトウェア (CDS) である Empower 3ソフトウェアは、かつてないほどデータの取り込みや結果の解析が容易になりました。そのため、トレーニングのためのダウンタイムが少なくなり、新しい装置や分析技術を取り入れる際にもワークフローの作り直しや、別のアプリケーションを追加することなくご使用いただけます。
Empower 3 Feature Release(FR)5 がリリースされました。
FR5の新機能
注意点:
ラボの効率を最大限に
Empower 3のインターフェースはクロマトグラフィーデータの取り込み、解析、印刷を改善し、効率を最大限に上げるようにデザインされています。Empower 3には次の機能があります:
● レポートフォーマットのカスタマイズ
● 計算のカスタマイズ
● リレーショナルデータベースを使用して、全てのメタデータと生データを相互に紐付け
● 様々なユーザーと様々な分析のワークフローを最適化
米国FDA 21CFR Part11、日本版ER/ES 指針、EU GMP Annex11等の規則やガイドラインに対応可能な Empower 3は、新たなレベルのデータのインテグリティ、セキュリティ、オーディットトレイルの機能を提供できます。更に、ワークフローの自動化には欠かせない、電子署名にも対応可能です。
ラボの資源を有効活用するためのクロマトグラフィーパフォーマンスデータのダッシュボード
Empower アナリティクス は重要なクロマトグラフィーのパフォーマンスデータを整理し、わかりやすくダッシュボード形式で表示します。これにより、単にデータの集合を表示するだけではなく、そのデータが意味するもの、例えば各装置の使用頻度から、今後の装置の導入計画に活用することが可能となります。
いつでも、どこからでも、現在分析中のクロマトグラムをモニター
Empower モバイル はタブレットやスマートフォンを使用して、ワイヤレスで Empower のデータにアクセスすることができます。どこにいても、いつでも、今ラボで何が起こっているのかを見ることができます。
進化した CDS に必要なエンタープライズオプション
Empower 3ソフトウェアは会社全体のITインフラストラクチャーにフィットするようにデザインされています。また、ネットワークにまたがるパフォーマンスを提供し、ダウンタイムを最少にするための高可用性配置にも対応できます。