QUANPEDIAは、LC/MSやLC/MS/MSの定量分析メソッドのデータベースで、拡張機能を備えています。UPLC/MS/MSの分析メソッドの作成を簡素化して容易にします。
MassLynxソフトウェア用QUANPEDIAは、分析ラボ向けの統合ワークフロー革新の一環で開発されました。
化合物中心のデータベース
QUANPEDIAは、化合物中心のデータベースで、UPLCのクロマトグラフィーデータ、MS/MSの取得データ、TargetLynxの定量データをすべて1カ所に集めたものです。情報は、自動最適化や既存のメソッド、サードパーティのファイルなどからインポートでき、補足的に手入力することも可能です。QUANPEDIAはフル検索が可能で、単に化合物を追加するだけで定量に関するUPLC/MS/MSを用いた分析メソッドが作成でき、メソッドの開発時間を短縮できるという利点があります。
多成分残留物分析メソッドも容易に導入可能
QUANPEDIAは、多成分残留物分析メソッドを容易に導入することが可能で、化合物自動最適化機能も備えているため、データもサンプルバッチ分析に迅速に取り込むことができます。
たとえば、法改正などにより、既存のメソッドを修正しなければならなくなった場合も、化合物をメソッドに取り込むだけで、分析メソッドが自動的に共有されます。