食品中で自然発生する毒は人間や動物に短期的または長期的に有害な影響を及ぼします。したがって自然毒には、注力するモニタリング地域や食品中の含有量の規制があります。ウォーターズではマイコトキシンや貝毒の検出や定量に関して革新的なテクノロジーを有しています。ウォーターズの包括的な分析システムでは、標準品や試薬、カラムとサンプル前処理製品、クロマトグラフィー、質量分析、データマネージメントシステムが一体化しています。

注目するアプリケーションノート:

• Xevo TQ-S を用いた動物飼料および貯蔵牧草中のマイコトキシン定量測定用、 LC-MS/MS一斉分析法の開発
• UltraPerformance Liquid Chromatograpy(UPLC)蛍光検出器システムを用いた非誘導体化アフラトキシンの高速分析
• ACQUITY UPLC H-Classシステムを用いたトウモロコシ、穀類、アーモンド中のアフラトキシン類の迅速分析
• XBridge HPLCカラムを用いたアフラトキシン分析
• Xevo TQ-Sを用いたマイコトキシン類の高感度分析とその利点
• ACQUITY TQDを用いたピスタチオ、アーモンド、カシューナッツ中のマイコトキシン分析
• UPLC/MS/MSを用いた二枚貝中の規制および非規制の脂溶性貝毒のルーチン定量分析メソッド

自然毒とは

自然界の動植物が持つ毒で、魚や貝類に含まれる動物性の自然毒、キノコなどに含まれる植物性の自然毒、かび毒などに分類されます。特に食品中で自然発生する毒は、人間や動物に短期的または長期的に有害な影響を与えるため、注力するモニタリング地域や食品中の含有量の規制があります。

アフラトキシン分析アプリケーション (1)
ACQUITY UPLC H-Classシステムを用いたトウモロコシ、穀類、アーモンド中のアフラトキシン類の迅速分析

アフラトキシン分析アプリケーション (2)
Xevo TQ-Sを用いたマイコトキシン類の高感度分析とその利点

マリンバイオトキシンのページ
麻痺性貝毒の分析にHPLC/ポストカラム誘導体化/蛍光検出器、下痢性・脂溶性貝毒の分析にHPLC/MS/MSが用いられています。麻痺性、下痢性・脂溶性貝毒を網羅するには数回の分析や異なる前処理が必要となるため、前処理を簡便にし短時間でこれら貝毒を網羅できる分析法が出荷や輸入時の適時検査に求められています。

マリンバイオトキシンの分析アプリケーション (1)
ACQUITY UPLC H-Class/FLRシステムを用いた麻痺性貝毒の分析

マリンバイオトキシンの分析アプリケーション (2)
UPLC-MS/MSを用いた下痢性・脂溶性貝毒、アザスピロ酸群、ドウモイ酸の一斉分析

ユーザーボイス 和光堂株式会社様
食品中カビ毒の分析にCORTECSカラムをご活用頂いた事例や使い勝手を中心に幅広くお話しをお伺いしました。