究極のUPLC/MS/MSパフォーマンス

QuanTof（飛行時間型定量分析） とStepWave、UPLCを組み合わせることにより、ピークキャパシティとデータの品質を最大化します。StepWaveは、その独自の機能で「能動的に」イオンを選択し、「受動的に」中性粒子の不純物を除去する、非常に高い感度と堅牢性をもったイオン源です。

他の質量分析と異なり、QuanTofは複雑なマトリックスのサンプルであっても、高分解能、高質量精度、 スペクトルや定量の広範なダイナミックレンジ、全質量領域における高速データ取得率をかなえることができます。

データインディペンデント（MSe）及びデータディペンデント（DDA）の両方を選択できる強力なソリューション

複雑な混合物のプロファイリングに比類なき柔軟性と効率を。汎用的なUPLC/MSE データ取得は、検出可能なあらゆる分子イオンのフラグメントイオンデータを記録することにより、全てのデータ取得が可能で、他のデータインディペンデントと比べて優位性を示します。 ターゲットのある MS/MSの性能をより効果的に発揮するために、最新のデータディペンデントワークフローを活用してください。高分解能のMRMワークフローでさらに低いレベルの定量が可能になり、またFastDDAで感度を高めたMS/MS分析により、検出可能な化合物の領域が広がりました。

CIDとETDによるフラグメンテーション

衝突誘起解離（CID）や電子移動解離（ETD）のフラグメンテーションにTriWaveのデュアルコリジョンセルを組み合わせることによって、高い分解能で正確な質量測定が可能になり、MS/MSのパフォーマンスが増強されました。高パフォーマンス（フラグメンテーションが効率的）で操作性が良く、保守の容易なETDオプションの追加が可能です。

四重極の質量範囲は、4KDa、8KDaまたは32KDaのオプションがあります。

HDMSへのアップグレード

保持時間、移動度、質量、クロマトグラフィーと質量分解では不十分なことがあります。簡単ですばやい独自のSYNAPT 高分解能MSのパフォーマンスと効率の良いT-Waveイオンモビリティーテクノロジーによって、分子の大きさや形状に基づいた、より高次元の分離が実現できます。異性体の分離、干渉物の除去、ペクトルの明瞭化などの幅広いメリットが得られるのに加えて、分子の衝突断面積（CCS）測定によって化合物の同定性能も向上します。