組み換えインフルエンザワクチン中のヘマグルチニンのN型糖ペプチドの分離とキャラクタリゼーション
タンパク質分子中に起こる糖鎖結合を見つけてその構造を決めることは難しく、デアミデーションの場合のように修飾による質量変化が小さいときは特に困難です。UPLCクロマトグラフィーとMSE を組み合わせは、インフルエンザワクチン試料中の多様な糖ペプチドを分離してキャラクタライズするための強力なソリューションとなります。MSE では、糖鎖のフラグメントイオンからどんなタイプの糖鎖がタンパクに結合しているかといった糖鎖構造の有用な情報を得ることもできます。加えて、BiopharmaLynxを用いた自動データプロセスにより、糖タンパクのキャラクタリゼーションのための迅速で日常的な徹底的な分析法の最適化が可能となります。 アプリケーションダウンロードはこちら