食品中単糖および二糖類の定量
ライブラリ番号:
APNT135023451
Part Number:
720006575EN
著者:
Jinchuan Yang, Paul Rainville, Kai Liu, Ben Pointer
カテゴリ:
Waters, Eurofins Nutrition Analysis Center
コンテンツタイプ:
アプリケーション情報
コンテンツ種別:
アプリケーション情報
関連製品情報:
食品分析のための定量ワークフロー
beverages_sugar_analysis
高速液体クロマトグラフィー(HPLC)は、糖類の分析のための優れた選択肢です。しかし、それは容易な作業ではありません。主な要因としては、共溶出する化合物により、糖類の定量が妨害される点が挙げられます。近年開発された新しい方法では、6種の一般的な糖類を XBridge BEH Amide XP カラム(2.5 μm、3.0×150 mm)で分離し、ACQUITY QDa 検出器で定量しています。この分析法を改良して、鶏用飼料を含む幅広い食品に適用しました。
この糖類分析法は、食品および動物用飼料サンプル中のフルクトース、ガラクトース、グルコース、スクロース、ラクトース、マルトースの含量策定のために、正確で信頼性の高い方法を提供します。
この分析法の主な特長は以下のとおりです。
- 一般的に共溶出するガラクトースとグルコースを分離し、両者の正確な定量を実現。
- サンプルマトリックス由来のバックグラウンドノイズがほとんどない、高感度でクリーンなクロマトグラム。
- 高性能陰イオン交換クロマトグラフィー(HPAEC)と比較すると、この分析法は注入サイクルがわずか25分であり、HPAEC で通常かかる時間の約半分となります。
この分析法は、食品および動物用飼料中の糖類のルーチン分析に適しています。