5,800 以上のカラム型式、175 以上のカラム構成、21 種の独自のカラム相で利用できるウォーターズの分析・分取 HPLC カラムにより、優れた性能とカラム間再現性が得られ、分離に伴う難題が解決されます。
HPLC カラム
Watersは、一貫性のある再現性と高い解析性能を実現するために設計されたHPLCカラムを提供しています。これらのカラムは逆相および親水性相互作用液体クロマトグラフィー（HILIC）のバリアントを含み、幅広いタイプの化合物に対応しています。
逆相カラムは、疎水性の原理に基づいて分離を行い、非極性化合物や疎水性化合物の効果的な分離に優れています。この相互作用によって、異なる疎水性を持つ分子を正確に分離し、高い分解能のクロマトグラムと正確な定量が可能です。
親水性相互作用液体クロマトグラフィー（HILIC）カラムは、極性化合物や親水性化合物の分離に特化しており、親水性官能基との相互作用を利用して分離します。この方法は、従来の逆相カラムでは分離が難しい化合物に対しても有効です。
Watersのカラムは、精度、信頼性、再現性を提供するために、先進的な素材と技術を採用しています。これらは、医薬品、環境モニタリング、食品・飲料分析など多岐にわたるアプリケーションで一貫した結果を提供します。
Watersの分析用および分取用HPLCカラムは、5,800種類以上のカラムフォーマット、175種類のコンフィグレーション、21種類の相からお選びいただけます。これにより、カラム間でも一貫した性能と再現性を提供します。
HPLCカラムに関するFAQ
自分のアプリケーションに適したHPLCカラムを選ぶにはどうすればよいですか？
適切なHPLCカラムを選ぶには、分析対象物の化学的特性（分子量、極性、pKaなど）を考慮する必要があります。分析対象物に適した固定相を選びます。例えば、WatersはC18、C8、フェニルなどのさまざまな相を提供しています。より小さな粒子サイズ（例：サブ2 µm）は高い分解能と効率を提供しますが、高い圧力が必要です。細孔サイズは分析対象物に合わせるべきで、タンパク質には大きな細孔、小分子には小さな細孔が適しています。また、分離のニーズに基づいてカラムの寸法を考慮し、HPLCシステムおよび溶媒との互換性を確認してください。
UPLCカラムとHPLCカラムの違いは何ですか？
UPLC（超高性能液体クロマトグラフィー）カラムはサブ2 µmの粒子を使用し、HPLC（高性能液体クロマトグラフィー）カラムは3 µm以上の粒子を使用します。UPLCカラムは、より小さな粒子サイズにより、高い分解能、感度、速度を提供し、HPLCシステム（最大6,000 psi）に比べてはるかに高い圧力（最大15,000 psi）で動作できます。これにより、より鋭いピークと優れた分離効率が得られます。
WatersのBEH C18カラムは他のC18カラムとどう違いますか？
WatersのBEH（エチレン架橋ハイブリッド）C18カラムは、広いpH範囲（通常pH 1-12）で動作する優れた化学的安定性を提供します。BEH技術は耐久性を向上させ、過酷な条件下でも長いカラム寿命と一貫した性能を提供します。これらのカラムは、特にUPLCアプリケーションで優れたピーク形状、分解能、感度を提供します。BEH C18カラムは多用途で、小分子分析、ペプチドマッピング、タンパク質分離に適しており、最適化された粒子設計により高い効率と再現性を確保します。
