カラムパーティクルテクノロジー
すべての分離に必要な再現性と柔軟性を提供
すべての分離に必要な再現性と柔軟性を提供
BEH(エチレン架橋型ハイブリッド)テクノロジー
エチレン架橋型ハイブリッド(BEH)パーティクルテクノロジーにより、あらゆるクロマトグラフィー条件下でカラム性能の最大化およびカラム寿命の延長が確保されます。ハイブリッドパーティクルテクノロジーにより、従来のシリカベース粒子と比べて多くの利点が提供されます。この利点には、シラノール活性をコントロールして再現性、ピーク形状、効率を向上させる機能などが含まれます。BEH 粒子は、テトラエトキシラン(TEOS)とビス(トリエトキシリル)エタン(BTEE)の 2 種の高純度モノマーから作製され、これによって、分析法開発の新しい性能標準となる非常に安定し、pH 耐性のある機械的に強い粒子が得られます。BEH パーティクルテクノロジーにより、分析分離から分取分離へのシームレスな移行が可能です。
BEH カラムの利点:
- 頑健なハイブリッド有機/無機ベースパーティクル
- 塩基性化合物のピーク形状の改善 - 低シラノール活性
- より広い動作 pH 範囲による柔軟な分析法開発
- 優れた機械的強度による、UHPLC 動作圧力でのカラム効率の最大化
利用可能な粒子径:1.7、2.5、3.5、5、10 μm
カラムケミストリー: C18、C18 AX、Shield RP18、C8、Phenyl、Amide、Z-HILIC、HILIC
ハイブリッド
シリカ
ソリッドコア
特定のアプリケーション向け
関連するカラムブランド
CSH(表面チャージハイブリッド)テクノロジー
表面チャージハイブリッド(CSH)粒子は、ウォーターズの第 3 世代のハイブリッドパーティクルテクノロジーです。CSH パーティクルは、ウォーターズのエチレン架橋型ハイブリッド(BEH)パーティクルテクノロジーに基づき、BEH パーティクルテクノロジーが持つ機械的・化学的耐久性を維持しつつ、低イオン強度移動相条件下で使用した場合のサンプルローディングおよびピーク形状の改善のための微量の電荷を表面に結合しています。
CSH カラムの利点:
- 塩基性化合物の優れたピーク形状
- ローディングキャパシティの向上
- 移動相 pH 変更後の迅速なカラム平衡化
- 向上したバッチ間再現性
- 低 pH および高 pH での優れた安定性
- HPLC と UPLC テクノロジープラットホーム間のシームレスな移行
利用可能な粒子径:1.7、2.5、3.5、5、10 μm
カラムケミストリー: C18、Phenyl-Hexyl、Fluoro-Phenyl
関連するカラムブランド
ハイブリッド
シリカ
ソリッドコア
特定のアプリケーション向け
HSS(ハイストレングスシリカ)テクノロジー
ポアボリュームが大きい HPLC 粒子には、UPLC 分離に固有の高圧に耐えるのに必要な機械的安定性がありません。ウォーターズの材料科学者は、この課題に対処するために、高圧下で UPLC カラムの寿命を延ばし、高い UPLC 効率を実現できる、適切な形状で高い機械的安定性を発揮するシリカ粒子を開発しました。1.8 μm ハイストレングスシリカ(HSS)粒子は、最高 15,000 psi(1034 bar)のアプリケーションで使用できるように設計、テストされており、そのような使用を目的とした最初で唯一の 100% シリカ粒子です。
HSS カラムの利点:
- 極性有機化合物およびその代謝物に対する高い保持力
- 極性および疎水性の分析化合物に対してバランスのとれた保持を実現
- 高圧下での機械的安定性
- HPLC と UPLC テクノロジープラットホーム間のシームレスな移行
利用可能な粒子サイズ:1.8、2.5、3.5、および 5 μm
カラムケミストリー: C18、C18SB、T3、PFP、CN
関連するカラムブランド
ハイブリッド
シリカ
ソリッドコア
特定のアプリケーション向け
ソリッドコアテクノロジー
卓越したクロマトグラフィー性能を発揮するように設計された高性能 LC システムの進歩に対応して、ウォーターズは、分離速度、感度、分離能を促進する効率を最大化するソリッドコア粒子を開発しました。CORTECS カラムは、あらゆる LC システムで最大限の効率を実現するように設計されています。CORTECS 1.6 μm カラムは、UPLC/UHPLC システムで最大限の効率を発揮し、CORTECS 2.7 μm カラムは、HPLC システムの効率を向上させるうえで最大限の有用性があります。分離の課題のいかにかかわらず、CORTECS ソリッドコア粒子は分離の目標達成に役立ちます。
ソリッドコアカラムの利点:
- 全多孔性粒子と比較してカラム効率が向上
- 全多孔性粒子と比較して動作背圧が低い
- 逆相分析法開発用に幅広い選択性を提供するケミストリー
利用可能な粒子サイズ:1.6 μm および 2.7 μm
カラムケミストリー: C18、C18+、T3、Shield RP18、C8、Phenyl、HILIC