アミノ酸は、タンパク質の基本的な構成要素です。アミノ酸の分析は、研究開発（R&D）のさまざまな領域において必要であり、食品、飲料、バイオ医薬品の製品分析の基礎となります。一方、アミノ酸の化学的・物理的特性により、アミノ酸の分析には固有の課題が伴います。
ウォーターズのアミノ酸ソリューションを利用することで、精度とハイスループットを確保し、タンパク質の特性解析、細胞培養のモニタリング、食品・飼料の栄養素分析のニーズに対応し、タンパク質収率の最大化と製造の一貫性維持という課題を克服することができます。ウォーターズのエンドツーエンドのソリューションは、卓越した信頼性が得られるように設計されており、優れた感度で、アミノ酸の精密な定性的および定量的測定が可能になります。これにより、分析時間の短縮、ばらつきが最小限に抑えられる分析法の頑健性、正確で信頼性の高い結果、というメリットが得られます。
アプリケーションノート集：アミノ酸分析
4 溶媒混合または 2 溶媒混合の柔軟性を、ACQUITY UPLC H-Class PLUS システムの UPLC テクノロジーの高度な性能と組み合わせて活用し、最新の微小パーティクルケミストリーにより分離能、感度、速度の向上を実現します。
MaxPeak High Performance Surfaces（HPS）テクノロジーを採用した ACQUITY Premier システムを使用することで、LC アプリケーションおよび LC-MS アプリケーションの感度、併行精度、頑健性が最大化し、金属に吸着しやすい分析種の分離と検出が向上します。
金属との相互作用による非特異的吸着を低減する MaxPeak High Performance Surfaces（HPS）テクノロジーを搭載した Arc Premier システムを使用することで、正確で信頼性が高く再現性のあるデータを最初から得ることができます。
高分解能 MS、および規制対応のデータ分析およびレポート作成用の waters_connect ソフトウェアを含む Waters BioAccord LC-MS システムを使用することで、すべてのラボにおいてバイオ医薬品の LC-MS 分析を行えるようになります。
AccQ•Tag Ultra C18、2.5 µm 4.6 × 150 mm カラムを使用したタンパク質加水分解物標準試料の分析のバッチ間再現性
10 pmol/mL の加水分解標準試料の分析。UPLC アミノ酸分析ソリューションにより高い分離能が得られ、優れた定量性能とともに、分析法の頑健性が確保できます。結果の正確さを損なうことなく、サイクルタイムを短縮することができます。
ACQUITY UPLC H-Class PLUS バイナリーシステムで取り込んだアミノ酸細胞培養液標準試料の代表的なクロマトグラム。サンプル濃度は、250 µM のシステイン以外のすべてのアミノ酸で 500 µM にしました。
ACQUITY Arc システムで AccQ•Tag Ultra C18 2.5 µm カラムを使用して得られたタンパク質加水分解物 AA 標準試料（500 µM）のクロマトグラム
AccQ•Tag Ultra C18 2.5 µm カラムを Arc HPLC システムで使用した場合の、タンパク質加水分解物 AA 標準試料（500 µM）のクロマトグラム。
Andrew+ ピペッティングロボットおよび BioAccord LC-MS プラットフォームに基づく、細胞培養培地中の栄養成分および代謝物の分析のためのサンプル前処理、LC-MS 分析、レポートの概略。
