食品および飲料中の糖の分析は、製品仕様および栄養表示の確認に重要であるだけでなく、砂糖税規制に準拠する上でも重要な役割を果たします。また、ラクトースフリーのアイテムのような製品に本当にラクトースが含まれていないことを確認するなどの安全性確認により、消費者保護にも寄与します。ウォーターズは、分析精度を高め、ワークフローを合理化して、製品の規制基準への準拠を保証する頑健な糖類検査ソリューションを提供しており、これにより、製品が真正で、栄養成分表示に適合していることを確認することができます。
eBook：液体クロマトグラフィーによる糖分析に関するエッセンシャルガイド
Arc HPLC システムを使用することで、データの質を損なうことなく、既存の LC 分析法のパフォーマンスを容易に再現して向上させることができ、古い効率の悪い LC システムに起因する負担がなくなります。
Alliance iS HPLC System を使用することにより、人的ミスや HPLC システムのダウンタイムが低減して生産性が向上するとともに、一貫した分析法の性能を発揮させることができて、最初の注入から正しい結果を得ることができます。
ACQUITY UPLC H-Class PLUS システムを使用することで、クオータナリー溶媒混合またはバイナリー溶媒混合を柔軟に用いることができ、結果が得られるまでの時間が短縮して、非常に複雑なサンプルの特性解析も改善します。
感度、安定性、再現性が高い 2414 RI 検出器を使用することで、糖類、糖質、脂肪酸など、UV 吸収がわずかまたはまったくない成分を、分析および定量することができます。
ACQUITY QDa 質量検出器を使用することで、予期しない共溶出や予期しない成分によって生じるリスクが最小限に抑えられ、微量成分を確実に確認できて、それぞれの分析の分析的価値が高まります。
RI 検出器を搭載した Arc HPLC システムでの 2 種類の XBridge BEH Amide カラムで得られた糖の標準試料（5 mg/mL）のクロマトグラムの比較によってわかるように、カラム長が短く粒子径の小さなカラムを使用することで、分析時間の短縮と移動相の消費量削減が実現します。ピークの溶出順は、1.フルクトース、2．グルコース、3.スクロース、4．マルト―ス、5.ラクトースです。
ACQUITY UPLC BEH Amide カラム（1.7 µm、2.1 mm × 150 mm）を使用した糖標準試料（1 mg/mL）のピーク形状に対する pH および温度の影響。ピークの溶出順は、1.フルクトース、2．グルコース、3.スクロース、4．マルト―ス、5.ラクトースです。
ACQUITY QDa 検出器を搭載した ACQUITY Arc システムで、XBridge BEH Amide XP カラムを使用して得た糖標準混合溶液および内部レファレンス標準試料の SIR クロマトグラムにおけるガラクトースとグルコースのベースライン分離。
Atlantis Premier BEH Z-HILIC カラムを使用した糖アルコールとアルロース（5 mg/mL）の分離
